私の秘密
私が27歳のときから自分の会社を立ち上げて社長をやっている人物と聞くと、世間の人々は「その社長がフツーではない圧倒的な才能や能力を持っているに違いない」と考えます。
私もそうやって思っていただいていた方が楽なのです。
だって、当社の競合になる前に、試してみる前に、みんな諦めてくれるから。
ここからはあまり知られたくない私の秘密なので、小さな声で言いますね。
私は特別な才能もスキルもない、どこにでもいるフツーの一般的な会社員でした。
今もそうです。私は特別な才能やスキルなど持ち合わせてはいません。
そんな私が会社に勤めながら不動産投資を始め、30歳で独立するときには年間2,500万円程度の家賃収入を得られるようになっていました。
なぜか?
不動産投資に関連する知識をたくさん吸収して、試行錯誤でそれを実践したからです。
そう、知っていれば、実践しさえすれば誰にでもできるのです!
このサイトは、らんべるアセット株式会社の代表取締役である八木達史が自身の経験をもとにノウハウをまとめたものです。
私自身は新潟県の長岡市近辺でこれらのノウハウを実践していますが、他のエリアでも十分に応用が可能なものとなっています。
ここに劇的なノウハウを出せば出すほど、競合に真似されるかもしれませんし、ライバルを増やすかもしれません。
わざわざ何故そんなことを?と思う方もいらっしゃるでしょう。
本当に儲かるのであれば、自身だけの秘密にしておけば良いではないか、と。
なぜノウハウを公開するのか?
私には目標があります。
長岡市の若者世帯が我慢せずにお金を使えるようにしたい、と密かに思っているんです。
私が30代だから同じ年代の味方をしている、ということではありません。
最もお金を使いたい層である20代~30代が、最もお金を持っていないという事実。
ギリギリの生活で買いたいモノを我慢せざるを得ない若者が多くいます。
給与額は増えないのに、社会保険料は上昇の一途を辿っているからです。
買いたいという欲求は間違いなくあるのに、もったいない。。
この状況はすなわち、市場経済全体の停滞を意味します。
つまり、こういうことです。
消費活動の停滞→企業活動の停滞→資金需要の停滞→金利の低下→老後不安→(以下ループ
この無限ループを抜け出す出発点は若者がお金を持つこと、だと私は考えています。
だって、あったら使うもん。妻にも子供にも良い生活してほしいもん。
そのためには、「古くても綺麗で安全な物件に住みたい」という入居者さんのニーズに応えていく必要があると思うのです。
現状、ちょっとおしゃれな物件に住みたいと思うと新築か築浅を選ぶしかないんですよね。
賃料高いけどしょうがない。
あるいは買うにしても、販売価格高いけどしょうがない。
綺麗で安全な物件に住みたいとなると、もう築古という選択肢は残っていないのが現状なわけです。
そうやって、ただでさえ少ない若い世帯の可処分所得がさらに減っていく。
でもそれおかしくね、と思うのですよ。
空室率が問題になっているということは、物件の戸数自体はもう余っているわけで。
なのに新しく建ててしまう。
最近だと相続税法改正のタイミングで新築アパートが多く建ちました。
アパートメーカーの営業マンがあの手この手で「土地としてそのままにしておくよりも、アパートを建てて評価額下げて節税しましょうよ」と提案に行くわけです。
もう入居者ニーズとか関係ない。
ニーズがあろうがなかろうが、土地の上に「建っている」という事実の方が大切になってしまっている。
そんなの絶対おかしい、と気付いている人は多くいるんでしょうけどね。
銀行も貸出先を探している状況で、担保も取りやすいから「出しましょう」となってしまう。
新築することのすべてを否定するわけではありませんが、既存の物件を活用する方が社会的意義が大きいと私は考えています。
築古でも綺麗で安全な物件を提供するアパートオーナーさんが増えれば、入居者さんが「ちょっと古いけど綺麗だし良いか」という選択肢も取れるようになります。
新潟県は特に持ち家率の高いエリアですが、こういった古くても管理が行き届いたアパートが増えれば、「無理して買わなくても、ずっと賃貸もありかな」という価値観も出てくると思うんですよね。
建物比率が高くて将来に向けて減価していく区分マンションを買って35年間もヒイヒイ言いながら住宅ローンを返済する人生が果たして健全でしょうか?
そうではなくて、
経済的に無理をせずに古くても綺麗な物件に賃貸で住んでいく。
ライフステージが変わったら、別の賃貸に移り住む。
そこで経済的に無理をしなかったことで残るお金は、自分のため、家族のために使う。
そんな社会が普通になれば良いなと思っています。
だから、私は自身のノウハウを公開したいと考えました。
長岡市に限ってみても、当社や私個人の力だけで社会を変えることは難しいですし、まして日本全国など夢のまた夢。
でも、日本の地方都市は長岡市と同じ問題にぶち当たっていると思うんですよね。
志を同じくする仲間が増えれば、当社や私個人の利益なんてちっぽけな話です。
このサイトはそういう目的で生まれました。